おばあちゃんのお葬式が終了しましたっ。
私は、坂の途中にある、若草ようちえんという所に通っていたのですが、
毎日急激な山道を送り迎えしてくれて、帰りは公園に連れて行ってくれました。
おばあちゃんは面倒くさがってたけど、私は、
おばあちゃんのオムライスの味がオム一好きで、ほぼ毎日作らせていました。
おばあちゃんが珍しく、自信作!と言って出してくれたフライが硬過ぎて、歯が
折れたこともありました。おばあちゃんの自信満々の顔が嬉しくて、子供ながらに
残念にさせたくなくて、歯が折れたことは黙っていました。
私の部屋が汚すぎるのを見て、部屋が狭いせいにしておいてくれました。
頼りないように見えて、ゴキ・ブを退治するのが上手でした。
学校の課題の締切前、徹夜続きの私を心配して泣いてくれました。
おばあちゃんは体調を崩す日の前日、私の誕生日の話をしていました。
私は「まだ1か月以上先だよ」という冷たい返事をしてしまいました。
なんで私は、おばあちゃんが好きなのに、そんなことしか言えなかったんだろう。
9日、午前のバイトが終わったら一人で病院へ行って、意識は失ってるけど、まだ
入院中のおばあちゃんに、きちんと声で伝えようと思ってたのに、
AM11:00頃、私が行くよりも先におばあちゃんにお迎えが来てしまった。
こんな薄情な孫で、悲しい思いをたくさんさせてしまったんだろうなあ。
それでも優しかったおばあちゃんに、何の恩も返せなかった。謝りたい…
でも、20年もず-っとそばにいたおばあちゃんだから、
最後に私が言葉にできなかったことなんてきっとお見通しなんだ。
だからきっと安心して逝ったんだ。都合良いけど、そう思わないと、やり切れん。
最期まで、人のことを忘れずに生きた立派な人生。
そんなおばあちゃんだから、天国へ帰れるに決まってる‼
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